一玄和尚のおはなしコーナーです

毎月24日の「おねがい地蔵の日」の法話から、また、
世話人さんや御参りの方々との
立ち話からなど、様々な内容の話を順次掲載します。

おねがい地蔵様のご利益と
 正しい御参りの仕方
今日は「こうすれば願いは叶う」というお話をしましょう。

昔から念ずれば花開くといわれますが、懸命に念ずることにより、願望は成就されるものです。 「念ずる」とは願う心を強く持つことですね。ではどうすれば念を強くすることが出来るかの作法を申し上げましょう。間違った方法では願望は成就しません。

初めに貴方の願望が本物なのかどうか、です。本物、ですね!願いは何なのか、その願いが叶った時に、あなたはどうなるのか。目的でも、イメージでもいいですからそれを紙に書くのです。出来るだけ明確に書き出してください。この段階で具体的に書き出せないようではいけませんね。例えばお子さんの病気が治るように、また社員10人以上の、1,000人でもいいですよ、会社の社長になれるように、などなど。

それから、願いが叶った時の喜びに満ちた自分の姿と貴方の周りの方々の喜ぶ顔も想像しましょう。叶わなかったらどうしようなどとマイナス思考は禁物ですよ。これがなかなか難しいところですが。

そして願いが叶った時の約束事を決めます。これは自分とお地蔵様との約束または契約といえます。例えば、もうだれとも喧嘩をしません、とか毎日お地蔵様に御参りに来ます、というのもいいですね。さて、いよいよ「おねがい地蔵石」に願いを書きます。自分も自分の周りの方々も良くなるように、というものでなくてはいけません。自分だけ良くなるようにとか、誰それにバツが当たりますように、なんてことは論外ですよ。貴方の名前も書きましょう。フルネームでなくても構いません。やはりお願いをする者の身分をはっきりさせておくべきですから。あなたの願いを書いた石を手にしっかり握り、イメージを描きつつ念じます。

お願いをしたら、もうコレッキリ、というのではいけません。もし願いが叶ったら、おねがい地蔵様にお礼参りに来ましょう。願いがなかなか叶わない場合は叶うまで何度でもお参りしましょう。そうすれば貴方の願いはきっとお地蔵様に通じますよ。
           
                                    一玄 合掌
                                       
         
                                 平成15年12月21日